2026年7月9日にバンダイナムコエンターテインメントから発売されたSAOシリーズ最新作『Echoes of Aincrad(エコーズ オブ アインクラッド)』。
本作はキリトやアスナの物語を追体験するのではなく、「SAO事件に巻き込まれた名もなき一般プレイヤー(あなた自身)」として過酷なデスゲームを生き抜く、全く新しいコンセプトのアクションRPGです。
この記事では、体験版やβテストの段階から賛否両論が巻き起こっていた本作を、実際にエンディングまでプレイした上での「忖度なしのクリア後評価・レビュー」をお届けします。「ぶっちゃけ何層まで遊べるの?」といった気になる疑問にもお答えします!
『Echoes of Aincrad』の基本情報(読み方・開発)
タイトルの読み方とコンセプト
タイトルの読み方は「エコーズ オブ アインクラッド」です。
これまでの家庭用ゲーム版SAOシリーズは「ゲームオリジナルのIFストーリー」がメインでしたが、本作は原点である「アインクラッド編」をベースにしています。プレイヤーはβテストから参加していた1人のアバターを作成し、ログアウト不能となった絶望の世界で第1層から攻略に挑みます。
【忖度なし】クリア後評価・レビュー!賛否が分かれる理由
結論から言うと、本作の評価は「ハクスラ・戦闘・育成は神ゲークラスに面白いが、移動の長さとボリューム不足が足を引っ張る惜しい作品」です。プレイ体験の内訳が「移動7割:戦闘1割:ストーリー2割」と言われるほど、尖ったバランスになっています。
高評価①:ハクスラ要素と自由なビルド構築が熱い!
本作最大の魅力は、装備集め(ハクスラ)と育成要素です。
武器には5段階のレアリティがあり、強力な効果を持つ「EX MOD」を合成して自分好みの最強武器を作り上げる楽しさがあります。生命力や筋力といった7つのステータス(グローポイント)の振り分け要素もあり、戦闘スタイルを試行錯誤するシステムは非常に高い完成度を誇っています。
高評価②:ソードスキルを駆使したアクションの爽快感
戦闘は非常に遊びやすいアクションRPGに仕上がっています。もっさりとした通常攻撃に対し、ワンボタンで発動できる強力な「ソードスキル」を叩き込む爽快感は抜群です。レアアイテムをドロップした際の「音」と「エフェクト」の気持ちよさも、ハクスラゲームとしてしっかり抑えられています。
不満点①:プレイの7割が「苦痛な移動時間」
オープンワールドではなく拠点からクエストを受注してエリアに向かう形式ですが、目的のエリアまで行くのに30分〜1時間ただ走り続けるだけという場面が頻発します。
マップの使い回しも多く、道中にギミックやNPCとの会話といった探索の楽しみがほとんど用意されていないため、とにかく「単調で長い」という印象が拭えません。
不満点②:UIの見づらさとPC版のカメラ操作
UI(メニュー画面など)が非常に見づらく、キャラメイクで顔のバランスを失敗してしまうプレイヤーが続出しています。また、PC(Steam)版をキーボード&マウスでプレイする場合、マウスの動きにカメラ速度が追いつかない(一定速度でしか動かない)独特の仕様になっており、強い不快感を感じるためコントローラーでのプレイが強く推奨されます。
【致命的】ストーリーは何層まで?ボリューム不足の真相
なんと「第2層」で終わり!?
SAOといえば「アインクラッド100層」を踏破するのが目標ですが、本作のストーリーは「第2層」までしか描かれません。
第1層まではβテスト時代の思い出を交えて非常に丁寧に描かれるのですが、第2層に入った途端に駆け足となり、数多くの伏線をばらまいたまま「えっ?これで終わり?」という消化不良なエンディングを迎えます。クリア時間はサブクエストを無視すれば20時間〜25時間程度です。
DLC(ダウンロードコンテンツ)前提の作りか
フルプライスのゲームでありながら第2層で終わってしまうため、今後の追加DLCや大型アップデートで「第3層以降」が追加される前提のシナリオ構成になっている可能性が非常に高いです。ストーリーの結末を期待して買うと肩透かしを食うため、現状は「戦闘とハクスラを楽しむゲーム」と割り切る必要があります。
難易度と「デスゲームモード」の仕様について
あえて「ベリーハード」で遊ぶのがおすすめ
本作には4段階の難易度が用意されていますが、実は高難易度(ベリーハード)にするほど獲得経験値とレア武器のドロップ率が大幅に跳ね上がる仕様になっています。
敵の攻撃は痛くなりますが、それ以上にレベルアップが早くなり強い武器がポンポン手に入るため、システム的にはベリーハードでプレイした方が圧倒的に面白く、遊びやすくなるという逆転現象が起きています。
データが消える「デスゲームモード」
1回でもゲームオーバーになるとセーブデータが消去される原作さながらの「デスゲームモード」が搭載されています。本来はクリア後に解放される2周目用のモードですが、「早期購入特典付きエディション」を買うと初回プレイからいきなりこのモードを選ぶことができます。
ただし、本作は敵の当たり判定がやや理不尽な(不可避な)攻撃も存在するため、初回から選ぶと理不尽な死でデータを失う危険性が高い点には注意が必要です。
『Echoes of Aincrad』攻略・購入ガイド一覧
本作をより深く楽しむための攻略情報や、購入前に知っておきたい限定版・対応機種の情報はこちらからチェックしてください!
- 購入ガイド・対応機種: 【Echoes of Aincrad】電撃スペシャルパック等エディションの違い!SwitchやSteam Deck対応は?
- ボリューム・DLC考察: 【Echoes of Aincrad】エコーズオブアインクラッドは何層まで?DLCでの追加予定やボリュームを解説
